黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

シネマタウン岡南

祭典の日(奇跡のライブ)レッド・ツェッペリン
10月17日18日限定公開

17日の朝友人からメ−ルがあって岡山での上映を知った。プレミアショーとは聞いていたが世界40カ国・1500館のひとつとは驚いたね。
映画はすばらしくて2時間ライブを堪能できた。ノークレジット、ノーナレーション、ノーインタビュー、字幕もない。わずかに冒頭 ニュース番組風にメンバー紹介や飛行機から降りるシーンがあるのみ。ステージが始まってからは演奏だけである。カメラはステージに6台(固定が3台とハンディーが3人)、客席からとクレーンからの映像で全貌が把握できる。はじめから映像化を考えて緻密にアングルが練られていたに違いない。ジミーはソロできっちりカメラ目線だ。ジョンポールジョーンズは常にジェイソンを気にかけているようで、特にGTsBTsではジェイソンから目をはなさいのが印象的だった。上方からの映像だと意外にステージは狭くストーンズの広すぎるステージとは対照的だ。そしてジミーとプラントもドラムの前に陣取ってジェイソンとアイコンタクトをとる。ロバートは往年の高音は出ないもののド迫力なシャウトにぼくはノックアウトされた。
ロバート・プラントのMCが2,3カ所入る。そのひとつでコンサートの前年に亡くなったアーメット・アーティガン(アトランティック・レコードの創設者)に追悼の言葉を述べている。
1971年武道館の初来日の二日間を観たときの感動が蘇るようだった。