黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

備前岡山京橋朝市11月4日開催

今期2回目は豚骨である。

前日が祝日なので夕刻に搬入して火を入れた。10時間近く炊くことになる。午前3時には背がらは砕け散って跡形もない。
レードルが音符みたいじゃ。

もくもくと作業は続く。


午前5時すぎに販売開始。
豚骨に煮干しを利かせて「トンニボ」と名付けた。

試作1号。前回は基本の基本ということで、かつてのラーメン博におけるラ学ラーメンを意識したラーメンであった。今回はライトな豚骨に煮干しを合わせる試みである。ストレートに豚骨をひいて野菜類は何も加えない。
誤算があった。煮干しからの塩分を考えていなかったことだ。これは、直ちに結果に表れた。いつもより麺とスープの残渣が多いのである。塩分濃度が高すぎると食べにくいのだ。煮干しが好きな人にとってはなんでもないが、苦手な人には完食はきつかったようだ。僕自身がニボラーではないのでその気持ちはわかる。観察していると完食派と残す派がはっきりしているのがよくわかった。
今回は個性の強いラーメンだった故に評価が分かれると思う。この経験はよい教訓になった。何事にもほどがあるだ。
さて、この反省を踏まえて次回12月であるが、個人的に法事と重なりお休みせざるをえない。まことに申し訳ないが次回は2月3日になる予定だ。