黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

あたらし屋@北区表町


Let's BOOGIE 踊り子さんにお手を触れないようお願いします
http://youtu.be/g8aXJNow8YU

三宅ノブヤ&The Hi-Wrench。即席のバンドで本人達はグダグダな演奏だったというが観客にとっては関係がない。踊り子Chicaさんの登場に「えんんかなぁ、いじっても えぇん?」という三宅ノブヤのコメントで一気に会場の緊張が解けた。大合唱がわき起こるなんて、やっぱノブヤはエンターテナーじゃわ。そしてhojo(Perc)さんとベースの山田さんがかっちりリズムをキープしてくれ、ノブヤの焦りまくりのソロをサポートした彰さんのギターが大人の音を出していてかっこよかった。完成度が低いのはガッテン承知の助、そんなことは通り越していいステージだった。

Super dogs。今回がデビュウである。テクニシャンそろいでクオリティーの高い演奏だった。いいタイミングで踊り子Chicaさんにキューを出してくれてありがたかった。

DTCW。どんな条件下でもちゃんとやり通せるから立派。自分たちのステージにたいして明確なイメージを持っていて一曲目から観客を引き込む技術を持っている。客席の雰囲気にバンドの流れを壊すことなく対応できるのも強みだ。なにより演奏能力が高く、わかりやすい歌詞がストレートに伝わってくる。
ネオン街、安酒場、裏通りをキーワードに、場末のやさぐれた男と可憐な踊り子というシチュエーションを三つのバンドが見事に作り出してくれた。そしてお客様もそれをくみ取って、時に酒場の酔っ払い、時に裏通りの通行人そして踊り唄う観衆こんな役割を誰に言われることもなく演じてくれた(ように思う)。

PA俊君と受付のイズミさん。急な依頼にもかかわらず快く引き受けてくれた。小さなPAにもかかわらず音のバランス、音質、音量どれをとってもすばらしかった。感謝。

オリオン生ビールとうまうまなスパムおにぎり。あたらし屋さんに感謝。
いいバンド、いいお客様、いいお店三拍子そろったライブでございました。