黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

坂本酒店@北区桑田町

舞姫カップ170円

岡山では数少なくなった「角打ち(かくうち)」の出来る店である。
角打ちとは、酒屋で酒を呑むことである。昔量り売りをしていた頃客に味見をさせていたのが始まりで、店の一隅(角)で呑ませるからとか、升(ます)の角に口を当てて呑むからが語源らしい(諸説あり)。後に立ち呑みそのものを指すようになった。

角打ちの出来る店は総じて整理整頓が行き届いていて、昨今のコンビニやスーパーのように端から端までびっちり商品が並んでいるということはない。ゆったりとした空間に整然と酒瓶が並んでいる。

この店では量り売りはしてないので飲めるのは舞姫カップと酎ハイ缶、ワンカップ、缶ビールである。

カウンターと手作りっぽい椅子。通常は向こう側に店主が位置して、お客はこっち側だろうが、混んでくると両側に向かい合わせに並ぶのだろう。

近所にはこんな薬屋さんもある。