日本酒党岡山支部の計らいと十八盛酒造の協力で7種類の酒が用意された。
しかし、ぼくは眼病のため呑めないけどね。香りを楽しむだけでもいいかな。
アヴァンティは前から行きたかったバーである。
ワイングラスと日本酒、和らぎ水。和らぎ水とは日本酒を呑みながら飲む水のこと。チェイサーと同じ意味です。水を飲むことで酔う速度が緩やかになるのと、口の中をリフレッシュして舌の感覚を鈍らせないためでもある。
大吟醸、純米吟醸、原酒、濁り酒、など7種。大吟醸は品評会に出された直後でまだ市販されておらず「金賞は逃したんですけどね」という十八盛さん強気の発言に自信がうかがえた。
ぼくは、ほんのちょっと唇と舌に付けて感触と香りだけを味わらせてもらった。
「ことのわ ゆず」は日本酒リキュールでことのほかフルーティーだ。
アヴァンティーのマスター。乾杯。酒が替わる度にグラスを洗ったり、水を配ったりお世話してくださった。和らぎ水にミネラルウォーターを用意するなど見えないところに配慮してくださっている。
僕が中学生の頃通っていた剣道々場の先生と40年ぶりに再開した。酒屋さんで未だに矍鑠とされて僕より元気そうだ。酒の色(透明度)の見方、香りの利き方、冷やと燗などをレクチャーしていただいた。さらに吟醸と濁り酒をブレンドして少しの水で割るという日本酒ではやらないことも披露してくださった。濁り酒のクセをおさえアルコール度を落とすことで新しいタイプのマイルドな酒になっていた。日本酒の好きな方々と一緒に呑み方や肴など様々な話題を交換し合い2時間があっという間だった。
周囲の皆さんが気を遣ってくださって話の輪も加えていただき楽しい一夜になりました感謝します。主催の松本君にも感謝を。