黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

冨士屋@北区奉還町

冨士屋流 冷し山かけつけそば 700円

蒸し暑い日こそ熱いそばで暑気払いと思って入店したものの。隣の客が・・・。

冷たいおそばに変更。つけそばを始めて3年目かな。徐々にバージョンアップしている。当初から「今風のつけめんではありません」と掲示してあるとおり、濃厚さとか魚粉とか、エスニックやイタリアン風のつけ麺とは一線を画して、夏向きのさわやかなつけ麺になっている。

具材は別皿に煮卵1/2、メンマ、チャーシュウ、おろし生姜、ネギ。メンマとチャーシュウは刻んでなくてもいいような気がする。個人的にはディフォの大きさでいいと思う。

さすがに冨士麺を扱わせるとピカイチじゃな。ピンとはねるようなしなやかさ、歯に心地よい腰に冷たさが喉をきゅんとさせる。
今更な話だが、冨士製麺所が奉還町にあった時代に開店したばかりの冨士屋と先代同士が共に試行錯誤を繰り返し切磋琢磨して出来た麺である。ラーメン屋に卸されている多くは、この冨士屋ブレンドである。

昆布とカツオなどから採った自家製めんつゆに山かけがよく合う。最後に麺をさらしてある水を少し加えて全部飲み干せる。
麺量は1.5玉で食べ応え有り。