黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

hanabi@倉敷市

塩ラーメン780円  焼酎500円
昨年12月中華料理店としてオープンしたが、7月に塩ラーメン専門店にリニューアルした。

一番街商店街の喫茶kappaの手前にある。長い間更地だったのは覚えている。アーケードが無くなった頃来たきりだから開店を知らなかったのも無理はない。古い建物が多い通りにおしゃれな外観である。

塩ラーメンのみで真っ向勝負だね。
アルコール類は焼酎、ウィスキーなど多種あるらしい。ワイングラスがぶら下がっているのでワインもあるのかな、残念ながら日本酒は置いてない。

カウンター越しにご店主の丁寧な仕事ぶりを拝見していた。チャーシュウはフライパンで温める。
具材はチャーシュウ2枚、塩昆布、金芯菜、ネギ、糸唐辛子、胡麻

スープは中華料理人の義兄さんから教わったもので「通常の作り方とは全く違う」とご店主の言。カウンターには漢方の生薬が並んでいる。塩ダレに苦心したようで、中華っぽいスープに和風の良さを合わせ淡く奥深いスープになっている。なおかつスープを引き立てるために工夫がある。塩昆布をのせていることと、チャーシュウの醤油辛さをちょっぴり増してあることだ。ほんのり醤油を感じさせることで塩の塩たる処を補強している。
極細麺は県外の麺屋さんの特注品。細麺は保存が難しく、茹でるときに上手くほぐさないとダマが出来る。今回若干ほぐし切れてない部分もあったが、慣れてコツをつかめばきれいな麺相になるとおもう。
見たとおり大盛りもなくガッツリ系ではない。繊細さを感じて欲しいラーメンだ。