黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ドリーム@イオンシネマ岡山

 ここ2年ほどトイレが近くなってしまって映画を観るのがしんどい。最後の10分間がつらい、集中できないので結末を覚えていないw そんなことで今年は映画の機会がめっきり減ってしまった。ところが「南国牡丹」というサプリを数ヶ月飲んだら割と改善された。夜トイレに行くこともなくなったのだ。
 それでエイリアン、エルネストと立て続けに鑑賞できた。昨日は友人が紹介してくれた「ドリーム」を観てきた。教えてもらわなければ知ることすらなかった映画だ。人種差別の激しい米国で差別と偏見に抗いながら努力と才能で自らの道を切り開いたNASAで働く三人の女性の実話だ。
 はじまったとたん驚いた。主人公の一人に見覚えがある。TVドラマ「アグリベティー」で民生委員の役だったはずだ。数話しか出ていないが目が印象的だった。オクタヴィア・スペンサーという役者らしい。
 「ドリーム」は、のっけから白人警官が黒人女性に手を貸す場面からはじまる。これだけで結末のパッピーエンドが見て取れるので安心して観てられるw ケビン・コスナーが出しゃばり気味に活躍する。しかし、あの声には毎度しびれるわ。秀作だね。三人はNASAで認められそれなりに出世し長生きしたみたいで、エンドロールで涙が出そうになった。