黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ザ・月亭可朝ベスト+新曲 2018年CD

ザ・月亭可朝ベスト+新曲 2018年CD2200円

 落語家月亭可朝の落語を聞いたことがなく、漫談家としてしか知らない。博打で逮捕や女性スキャンダルの方が有名かもしれない。漫談も下ネタ満載でさほど面白くもなかったなぁ。コミックソング『嘆きのボイン』はヒットした。でも一回聞けば充分だったかな。永くラジオのパーソナリティをやっていたらしいが聴いたことはない。
 落語は立川談志、桂米朝などに高い評価を受けていたことは今回初めて知った。
 このCDはグルービン(@北区表町)でたまたま見つけた。このジャケットワークはなんぞや!こんなの見たら買わずにはおれんじゃろ。
 漫談的な唄13トラックと芸能人生を語る4つラックで構成されていて「ボイン」以外は初CD化。現代では炎上必至の下ネタ,ハゲねたの連続で、昭和の時代は平気でオンエアーされ取ったんじゃな。米朝師匠をして『あいつは、うまいなあ』といわしめた落語からフェードアウトして博打で逮捕やら大借金、参議院選挙に立候補(訴えは女湯と男湯の壁をはずせ)落選、ストーカーで逮捕(逆に漫談の仕事が増えたらしい)などなど無頼な人生でありました。
 しかし今聴くと現代の世相を鋭く切り取っており、妙に芯を突いていて聴きでがある。

こちらがオリジナル。我らがフランクザッパのマーザーズ オブ インベンション「イタチ野郎」(1970)だ。ジャケットアートは、ネオンパーク。可朝さんのジャケットは、吉岡里奈。