黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

代々木大勝軒 通販

具を別皿にしました
 つけ麺(醤油/肩ロースチャーシュー) 太麺200g 脂量多目。追加で麺玉1ヶとプレーンな中華スープ1瓶を注文しておいて良かった。なぜつけ麺だと麺200gどころか400g喰ってもまだいけるのだろう。代々木も東池袋もお店で食してないので大きな事は言えないが、こんなうまいものが40年も前からあったのだ。1970年代東京に住んでいて、しかも東池袋店の200m先にバイトに行っていたにもかかわらず気がつかなかった。もっとも当時東京のラーメンなんて喰う気がしなかったのは事実。春木屋とか岡山の中華そばを知っている自分には「屁」みたいな感じだった。なので主食にしていたのは「えぞ菊」味噌ラーメンであった。
さて、この通販は梱包がよい。丁寧に包まれ宅配便の封を解くのが楽しみである見た目美しく真心がこもっている。おそらく手作業の部分が多いのではないか。 スープはディフォではやや塩辛いので中華スープでほんの少し割る。湯でもいいのだがスープを使った方が塩分は緩和されて濃度は落ちないのでそっちを推奨する。麺茹では6分で冷水にさらすと指先の感触で麺がしまっていくのがわかる。太麺ならではであろう。先日買った有田焼のラーメン鉢にスープと具を入れ「ひやあつ」でいただく。棒状のチャーシュウが、メンマが太麺とつるんで唇を通過していく。こりゃたまらん。400gがあっという間だな。このシンプルでダイナミックなスープと麺のコラボは山岸氏自伝によれば、ザルに残った麺を取っておいてまかないでざるそばのようにして食べた、とある。元々がうまいスープとタレ、チャーシュウだからこそできたのであろう。