黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

中華カレー@海華楼


海華楼ネタで御愛想願います。たしか数年前まで裏メニュウだったとおもうが、いつの間にか表になっている。上海のカレーとはどんなものか気になる。具はタマネギと豚肉スライスのみ、カレーの濃さは小学校の給食くらい薄い(ただし昭和30年代後半の)。初めのうちは只の薄いカレーのように思われたが、食べ進に連れこれはカレー風味の餡かけ丼ではないかと気が付いた。牛バラ丼や海鮮丼にも共通する出汁の香りが、シャキシャキ感を残した玉葱を通して鼻に香る。牛バラ丼には五香粉が効いているように、これにはカレー粉が生きているのである。


海老餃子である。透き通った皮が美しい。海老のプリプリが噛み心地よく、いつまでも咬んでいたい。奥深いところから海老が漂うのである。