老教授に評価Ａをもらってからマギー（キャメロン・ディアス）は輝く。難読症という劣等感を抱え根無し草の生活をするマギー２８歳。姉ローズ（トニー・コレット）は敏腕弁護士で寂しい靴コレクター。二人の対称的なライフスタイルがきれいとぶさいくで表される。でも、不細工でも輝くときは輝くのだ。トニー・コレットのその辺の演じどころがエライ。祖母エラ役のシャーリー・マクレーンの色気がすごい。前半キャメロンの色気大爆発に対して肌ひとつ見せないマクレーンのにらみと腕組みに貫禄タ〜ップリ。タイトルは「彼女の立場だったら」の意も含んでいる。監督は「L.A.コンフィデンシャル」のカーティス・ハンソン。製作は「エイリアン」のリドリー・スコット。
