黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

寝ずの番、ザ・プロデューサーズ


9日あがた森魚さんのライブの前にシネマクレールにて。中島らも原作、マキノ雅彦監督第一回作品。日本春歌考(大島渚監督'67)の関西版とも言える。師匠兄弟子師匠の嫁のお通夜で故人のエピソードが軸になって物語は進む。木村佳乃が「ちんこちんこと偉そうに言うな〜♪」と歌い出したのにはビックリ。死人のカンカンノーの場面は秀逸。これは一見の価値がある。全編下ネタ、春歌満載なので絶対にテレビで放映されないので、今のうちにシネマクレールに行かれることをオススメする。


それいけスマート(TV)サイレントムービー、ヤングフランケンシュタインでお馴染みのメル・ブルックス原作の映画('68)後にブロードウェイでミュージカル化され今回リメイク版。キルビルのイメージが強いユマ・サーマンがどんなんかなぁ?と思っていたらゴージャスで踊りも仕草もセクシーでいい役どころでしたなぁ。最低の演出家(ゲイリー・ビーチ)宅のゲイの集団が面白い。