黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

バス亭@駅前町

今はもうない

1993年刊「ラーメン大図鑑@タウン情報おかやま別冊」に掲載。
先日「やき鳥和坊」で隣り合わせた方々と話題になった。「そういえばバスのラーメン屋があったよなぁ」「え?それなに?」「この店の一軒おいた隣に本物のバスを建物に仕込んだ店舗です」「で、それがラーメン屋?」「結構古くからあって初めは喫茶店だったかな」「いやはじめからラーメン屋じゃった。いつできたかは知らんけど10年くらいはあったかもしれん」「96年の案内本には掲載されて98年のには出てないから」「97年頃なくなったんじゃな」「ラーメンは300円、キムチ入り400円昼時はおにぎりが一個サービス」「おいしかったん?」「醤油味の普通かなぁ、何遍もいってないから、それなりじゃったんじゃろ」「金八やあまからも近所なんで、そっちのほうが・・・」
というわけで、私は見たことはあるが未食。創業や閉店がいつか定かではない。駅前商店街は岡山会館の閉鎖後急速に寂れていき、個人的には細瑾舎駅前店@本屋がなくなってからはほとんど足を運ぶこともなかったので皆目見当も付かない。記憶にあるバスは薄汚れ、入店には勇気がいる店だったように思う。ただ、もの珍しさだけが残っている。