黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

こっく

ランチ1050円

 
前菜(茄子・厚揚げ煮たん、牛蒡のジュレもしくは煮こごり、甘藷となにか歯ごたえのある野菜:これはもうこっくマジック)
白菜豆腐の椀仕立て(出汁に胡麻油が効いていていい香り。プリンのような食感で白菜とは思わなかった。緑は白菜の葉なのか。麺は素麺のようだったが、それとも手の込んだ自家製麺なのか。
  
肉じゃが蓮根コロッケ、ポークソテー野菜タップリポロネーズ風ソース
  
ロッコリ、人参、椎茸。ソースは粘りのあるオクラの山かけだそうだ。黄色いのは黄身かもしれない。下に高野豆腐が隠れている。これもこっくマジック!
だし巻き卵には野菜の小間切れが入っている。

カスタードのムースにココナッツパウダーがまぶしてある。洋風ワラビ餅だね。
この日の訪問はオーダーストップギリギリの2時30分。おりしも数名のお客さんが出てきた直後で、ドアの隙間に顔を突っ込むと、女将さんがメニュウ板を引き上げようとドアの前に立ったところだった。突然現れた坊主頭のオッサンに面食らったに違いない。若シェフとも目があって「まだいいですか?」半身をねじこんで懇願。「ぃいいですよ」ということでカウンターに。あらまレンジの上は片づけてある。定食は1食だけ作るのは結構大変なんだよね。揚げ物、ソース、味噌汁全部に火を入れないと行けないから結局鍋を一通り汚すことになる。もうすわけない。
しかしまさしく「こっくマジック」炸裂!白菜豆腐はメニュウ板を見直して「白菜なのか」とわかったが納得できんかった。それくらいうまい。