黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

豚松@千日前


味噌ラーメン 630円。

餃子と卵焼き。卵焼きをオヤジはこの日同時に7皿(ということはお客のほぼ全員が注文したことになる)を一気に作成した。しかも餃子を焼きつつである。この店の暗黙のルールは聞かれるまで注文はしない、時間がかかっても催促しないである。すべてはオヤジの段取りにかかっている。この夜カウンタは僕たちで丁度埋まった。先客に配膳がなされていない。「とりあえずビール」はないのでしばらく待つことになる。やっと注文を聞かれ追加注文は好ましくないので「卵焼き、餃子、牛すじ煮込み、豚松ラーメン、味噌ラーメン、やきめし、ビール、熱燗」と一気にオーダーする。オヤジはおもむろに卵焼きの皿を1枚追加。女将は餃子を焼器に投入。ラーメンの準備を確認してから怒濤のように玉子焼を仕上げ全戸に配膳、ビールと熱燗もやってきた。すかさずマーボー茄子丼を作成し返す刀で中華丼。餃子、牛すじ煮込みが完成し、お客達の前に並ぶと店内は一度に明るくなったようだ。ラーメンも次から次へと配膳され。やきめしも作成。厚揚げの刻んだのが入っていて芸が細かい。

牛すじ味噌煮込とチャーハン