黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

グリルみゆき@東区西大寺南

中華そば450円 ビーフカツ1000円 ライス150円

邑久からの帰りに遅いランチ。

中華そばはあいかわらず450円とは思えないいいお味。

ビーフカツは以前からの課題。それに鈴斎さんちで見てよだれが出そうだったからね。
この店ではステーキ1600円についで高い。以下若鶏バタ焼き900円、トンテキ900円、エビフライ850円、トンカツ650円、ハンバーグ600円とつづく。カレーやスッパゲッティは500円以下といううまい安いの店。定食系も海老フライ定食750円を筆頭にだいたいが650円というお値段。量は少なからずなのでリーズナブル、シャルル・アズナブール。

衣がパリンとしっかりしている。好みのウェルダンでいいね。
ビーフカツには赤身がいい。なぜならカツは衣に閉じこめられた肉の香りを味わうものだからだ。ステーキは脂のフレーバーさを味わう、だからシモフリ度の高いA5がよい。ビーフカツはA3のほうが断然美味しい。
もっともビーフカツはトンカツと比べて高い割に「カツ」としての性能は劣る。やはり牛肉はシンプルに焼く、煮るが最適だとおもう。
ビーフカツの発生は歴史的にトンカツより古いが日露戦争で牛肉のカンズメの需要が増え一般向けの牛肉の供給が少なくなった。それで一般庶民には肉と言えば豚肉がメインになりトンカツが和食化していった。ビーフカツは和食化することなく洋食屋メニュウなのである。