黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

虎一番@尼崎市大島

あっさり醤油ラーメン700円

念願の虎一である。近所に100Pができて便利になった。カウンター12席ほどとテーブルが一卓のみで意外にこじんまりだった。関西の友人達のブログを読んで妄想が膨らんでいたようだ。

厨房にはたった二人しかいないのにものすごい喧騒状態。店主は丼を温めつつ葱を切り、チャーシュウをスライスし、タレを注ぎ、唐揚げの下味を付け、容器をひっくり返しては直し、タッパーの蓋をするのももどかしく冷蔵庫にもどし、スープをいれトッピングし、ろくに客の方を見ていないのに間違えずに配膳する。コマネズミのように動き回る。けっして合理的で美くしい動線ではないが、彼なりの哲学があるのだろう没頭した動きである。注文はメモ用紙に書いて渡す。黒板にその日の特別メニュウが書かれるらしいがこの日は何も書かれていなかった。

ほんのりとした甘さが香る魚系出汁ドーンときた。これは人気があるはずですわ、うまいです。薄切りレア・チャーシュウがスープの熱で序々に変化していく。