黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ステーキ工房 桜@北区今

ランチ 黒毛和牛ランプ肉のステーキコース150g3800円

ちょっとしたお祝い事で家族で訪問。カウンター10席のみで予約が肝要。広くはないがゆったりとして余裕のある空間造りになっている。

料理に集中できるように席から入口やテーブル席が視界に入らないようになっているのもいいね。八海山を燗でいただく。寡黙な店主だし、他のお客様もいらしたので写真は最小限にした。

ホタルイカのマリネと自家製ビーフジャーキー。食前の酸味は食欲をより増進させるね。春らしいサクラ柄で桜色の皿なんだが写真が悪いです。すみません。

ゴボウと何かのスープ。ゴボウの季節は春である。特に香りがいい。ゴボウの香りと旨味は皮の直下にあるので皮はタワシで擦るくらいでいい。しかし煮物などはこれで問題ないのだがミキサーにかけると色が黒くなりがちだ。このスープはみごとにそれを克服している。写真が悪くて申し訳ないが、ミルクチョコレート色で口に含むと土の香りが拡がりおいしい。もうひとつ加わってるけど説明は耳に残ってない。ゴボウで充分、充分だぜ。

サラダのあと柚、富山産醤油とネギ、ヒマラヤの塩の三種の薬味がきた。醤油は淡くしょっぱさはない。ヒマラヤの塩はピンク色できめが細かくマイルドな塩気。

さすが鹿児島産黒毛和牛、ランプといえども充分な霜降り度なので焼き加減はウェルダンで注文。でもちょっとウェルダンすぎたかな、次回があればミディアムで頼もう。ヒマラヤ塩で抜群のうまさを発揮した。

テーブル席に移ってコーヒーをいただきました。シェフ手作りのおいしいマドレーヌがついてます。
接客もいいし、間の取り方が丁度良くて、たまの贅沢なランチとして満足度は高い。