黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

倉敷ラーメン@飛竜


モモ肉でチャーシュウを作った。バラ肉の方がよかったかな。

倉敷ラーメンの定義は無いと言いきれる。○○ラーメンというご当地を表すラーメンになるためにはラーメンに共通性が有り、地域に根付き、歴史を持たねばならない。サッポロラーメン、博多ラーメンがその典型だ。倉敷で歴史のあるラーメン屋といえば又一である。創業は昭和38年、48年に閉店するが現在は後継が五店舗ある。「又一大内店」「第二又一」「又一本店」「又一別館@児島」「チャイナハウス又一@児島」である。それぞれ特徴があってどれも同じではない。唯一共通しているのは鶏ガラスープということだ。そういえば百万両、屋敷、丸福、満福、莢、香風なども鶏ガラがメインのスープである。麺の太さは異なるし他に共通点がないので「倉敷ラーメンのスープは鶏ガラをメインに使っている」という定義なら可能だ。ただそれじゃご当地ラーメンにはならないけどね。

飛竜では、たぶん同シリーズの岡山ラーメンとの違いを出すために平麺を使っている。平麺といえば尾道ラーメンだが、それよりももっりち感を出して若干岡山寄りにシフトさせている。ホンマか。