ラーメン+半チャーハン 780円
外観
店名は「中華そば」だがメニュウには「ラーメン」と併記になっている。岡山ではこういう表記はままある。
個人的な記憶で言えば1970年くらいまでは「そば」といえば「蕎麦」か「中華そば」だった。なので「そば 食いに行こう」と言われるとどっちのことだか聞き直す場面も多かった。もっとも中学生の頃だから「蕎麦」を指すより「中華そば」のことが多かったんだが。冨士屋、や浅月に行くと「そば ふたつ」で注文が通った。ラーメンはチキンラーメン由来で即席ラーメンをそう呼んでいたと思う。
で、1965年ごろから札幌ラーメンのブームが起こりはじめ、即席麺で「サッポロ味噌ラーメン」が発売になり、岡山にも「どさん子」などのチェーン店がオープンしていった。1970年が最も盛んな頃だったと記憶している。岡山駅前、ドレミの街、柳川の交差点などそこかしこに札幌ラーメンの店が出来ていた。また即席ラーメン自体も爆発的に種類が増え「ラーメン」の名は即席麺だけでなく幅広く定着していった。
中華そばとラーメンは、歴史の流れの中で呼び名が変化していったもので本質は同じものといえる。
その昔セットメニュウにチャーハンとの組み合わせはなかったんだが、移転後出来たらしい。ありがたい。
シンプルな中に深みのある醤油ラーメンにパラッパラのチャーハンがよく合います。
半チャーハン。餃子もついています。