最近見た映画
「鹿の王」イオンシネマ岡山
原作は未読なので、国名や風習、ミツツァルとかの言葉などの前提がわかるまで時間がかかったわ。絵もリアリティーがあって物語自体は面白かった。たぶんジブリと比較されるだろうが、こういう力作が続いてくれるのはいいと思うわ。でもタイトルで損してる感あるなぁ。
「大怪獣のあとしまつ」イオンシネマ岡山
ウルトラマンは中学生のころ始まった。怪獣をやっつけるとさっさと飛び去っていく初期から、後に怪獣を宇宙に捨てに行くようになったから、後始末を気にしたスタッフはいたのだろう。
よくぞ映画にしてくれたなぁ。しかもチョー馬鹿馬鹿しく。キャストがオールスターなのでドタバタも見応えがある。ギャグの多くが滑ってるのも折り込み済みかもしれない、したたかさを感じる。ウンコとゲロを合わせたような匂いを発する死んだ怪獣に名前を付けるシーンも笑える。社会問題を斜に構えて笑い飛ばしている。もう一度観たい。
再訪。あらためて観ると、さらに面白いわ もしかしたら傑作かもしれん。
「ドライブ・マイ・カー」シネマクレール
我ながら3時間よく耐えたと思う。前半はちょこっと寝てしまったが、三浦透子が現れてからは俄然面白くなった。劇中劇のチェーホフ作「ワーニャ伯父さん」は本当に観たくなった。
ただ、僕は村上春樹が好きじゃないんだなぁ。『羊をめぐる冒険』とか『ノルウェイの森』を、結局10ページも読み進められなかったわw