黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

唐組 第71回公演『透明人間』@岡山市北区京橋河川敷公演

唐組 第71回公演『透明人間』@北区京橋河川敷公演 4月22,23日
 なんと岡山公演が初日、旅の始まりになっている。以後兵庫湊川、東京新宿花園神社、池袋雑司ヶ谷鬼子母神を経て長野城山公演で千秋楽を迎える。

 一年ぶりの紅(あか)テント。もう何代目のテントになるのだろう。三代目のは1977年赤塚不二夫氏がプレゼントしたという。

  今回の演目は「透明人間(1990年初演)」後に「水中花」と改められたが、今は「透明人間」として上演された。

 チケットを見せて整理券をもらい劇団員の指示に従って順に並ぶ。

 さすがに劇団員の声は大きくよく通る。
開演前の30分間、暗い舞台に目をこらす。天井から雨樋が引かれてバケツに繋がっている。唐󠄃組には水槽がつきものだ。水槽に飛び込むわ噴出するわ降ってくるわこぼすわ。大団円にむけてステージは大騒ぎ。

 大団円での「屋台崩し」。舞台後ろの壁が一気に取り除かれ、借景である京橋に電車が走る。現実世界に引き戻される瞬間だ。これを見るためにゴザにすし詰めになって足の痛みとしびれを我慢した2時間の甲斐があるというものだ。写真は終演後 後ろから見た画像(中央明るいとこが客席)。芝居の興奮で手ぶれご容赦。。