黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

もず@津山市田町

中華そば  ¥500 午前10時30分
 武家屋敷跡界隈で「もず」という枯れた食堂を発見。開店前だったが、たこ焼きを焼いている店員が快く入れてくれた。というかすでに先客がいてたこ焼きを待っていた。お好み焼きと焼きそばがメインのようだ。母娘で切り盛りしていて他に中華そば、おでんと多角経営である。他に老人客がひとり。もず  
中華そばは土色スープに大きめチャーシュウ、メンマ、モヤシ、ネギである。スープは単なる業務用ではない手間を感じる。イヤミがなく朝から食べてももたれそうにない。チャーシュウが柔らかくうまい。自家製かどうか聞いておけばよかった。麺は小鍋で茹でているので緩い。これははよしとしよう。こうゆう店で麺の茹で加減を云々するのは野暮であろう。そんな事はものともしない店である。娘は三十路にさしかかるかどうかの色香である。麺より先にオジンがヤワヤワなのである。朝からお好み焼きにコップ酒の老人が集う店である。余生はこんなお店でくつろぎたい。