黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

チャドリング創世記Ⅱ


【2004年10月頃の原始的チャー丼*1。この頃は「勝手に角煮ご飯」と呼んでいた。また、「みよし@海吉」ではサイドメニュウが一時中止されていた時期、みよしウォッチャー達がご飯に刻みチャーシュウとタレをかけてもらって食べていた。】

驚愕の2月3日から一夜明けた4日ついに「チャドラー教条主義宣言」*2が出された。これは「自作チャシュウ丼」がただご飯の上にチャーシュウをのせればよいという安易な方向に向きかけた警鐘であった。提唱者は建築家ワルター・グロピウス氏「モダイニズム宣言」を引き合いに出したが、くしくも同氏の色紙は倉敷の民芸館に展示されている。これはなにか不思議な縁と思わざるをえない。提唱者は「基本的に店のメニューに無い「チャー丼」を自作する以上、店または周囲の客への配慮を欠いてはその存在さえ有り得ない」と断じた上で「独自の美意識を構築してこそ「自作チャー丼」が店主、ラヲタに限らず一般の方々までに有無を言わさず「美」として許容される」と述べる。まさに美しさを求めるチャー丼思想が確立した瞬間である。さらにスローガン「虚飾を廃し、あるがままの自作チャー丼の姿を突き進める」を提唱しここに教条派が誕生したのである。
さて、宣言が出された頃都では「流離の修行僧」なる輩が徘徊していた。かねてより打ち合わせておいた間者数名と合流し、密かに都のラーメンを探っていた。殺人的な行程を経て彼は常に進化しつつある都の状況を感動を込めて「新喰餌記」*3に表した。帰省後彼はただちにmixiコミュに「全国チャドラー連盟」を発足させる。チャドラー教条主義宣言から6日後である。

*1:id:zappa1:20041029#p1

*2:id:agharta:20050204

*3:http://nga-n.com/