黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

TOKIO II

築地本願寺

丁度読経が始まったところでありがたく聴かせていただく。昭和9年に建立された伽藍は外観も堂内もエキゾチックというか、中央アジアやインドのテイスト満載。シャンデリアがぶら下がっていて荘厳、お寺なのにすべて椅子席とは驚いた。さらに液晶モニターやPA装置があり柱の影や端の方など隅々から祭壇が見えるようになっている。

本堂の片隅に置いてあった白い象の像。ありがたいのか。

高級しゃぶしゃぶ「ざくろ」を大衆向けにしたお店。いまでも3990円(夜)で満足のいくしゃぶしゃぶが食べられるのはうれしい。銀座コアの地下二階にあって学生時代から通っていた。当時はここだけだったがテーブル席を備えた支店があっちこっちにできているみたい。
この店はカウンタだけで一人鍋型式はかわらず。30年ぶりなので内装は変わって、一人前のスペースが狭くなったような気がする。

かわらないのがいいね。アスパラ豆腐。卵豆腐の中にホワイトアスパラが入っている。これだけは他で食べたことがない。

野菜はほどよい量。葛きりが春雨になっていたのは残念。牛肉140g、豚肉70gのボリュームは変わらないねぇ。

特製胡麻ダレはこれだけでもうまいがさらにラー油を垂らすと引き締まる。

タレの皿は薄まると替えてくれアクも頻繁に取り除いてくれる。ただし店員との対話が楽しめるような雰囲気はなくルーチンで動いているだけ。もしかしたらこれが大都会でいまだに繁盛している要因なのかもしれない。一人で来たことがあるがなんの愛想もなくかといって放置でもなく坦々と作業しているので気兼ねがなく孤独感も感じなかったなぁ。

〆は中華麺か小豆粥か選ぶ。ぼくはいつも小豆粥。ほとんど味が付いていなく三温糖を振りかけ、つけ合わせは昔はキャラブキだった記憶があるが今回は味噌だった。中華麺を選択すると自分の鍋に麺を入れ温めカップに作ってくれる。塩胡椒、ポン酢、葱が用意され味付けは各自で行う。