TACKYさんが掘ったのをいただいた。
ことしは色々な方に筍をいただいた。備蓄してあった米糠がなくなったくらいだ。土佐煮は少し歯応えが残っているくらいが好き。
筍は竹かんむりに旬と書く、旬とは暦で10日間のことつまり芽が出てから10日間を竹の子といい、それを過ぎると竹である。筍掘りはこの10日間が勝負である。手入れの行き届いた竹林なら掘るのは比較的楽だが、野生のを掘ろうとすると相当な重労働になる。毎年この時期友人の山にBBQを兼ねて筍掘りをやっていた。シャベルとクワ、突(つき)と呼ばれる鉄の棒(長さ1.5m、太さ3cmくらいで先はマイナスドライバー状の形態)が道具である。まずは筍を探す。初心者は穂先が出ているのから始めればよろしい。これとてはじめは目に入らないから不思議。馴れると土の中から出るかどうかくらいのを探す。筍は砲弾型をしていて赤い粒々が見えると底で、茎とはある一点で繋がっている。それを突(つき)で突いて切りさえすれば後はクワを使ってテコの原理で楽に掘り出せる。この茎との接点を見つかるのがむずかしいのだ。結局360度に鍬を入れる事になり大変である。そこで見分け方を教えてもらった。穂先が曲がっている方向の反対側が茎とつながっているので、まず穂先をみてクワを入れる場所を決めるとよいとのこと。これだけで随分楽に掘れるようになった。