豚そば６５０円 チャーハン５３０円
夜の３０号を走りつつ萬福軒に思いを寄せる。イベントではお目にかかっているとはいえ、店を訪問するのは実に２年ぶり。今月で１７周年、一期一会が始まったのは０５年だと思うから足かけ７年。はじめの頃は店主の言う「一期一会」の意味が理解できなかった。地メバルを使ったもので魚臭が強く僕には苦手だったのを覚えている。当初は魚にこだわりすぎたのかもしれない。１年くらいたって麺のバリエーションが増えてからかな「カレーラーメン」が突破口を開いたように思う。そして宇野港祭や岡山ラーメン博に出店するたびに実力を発揮しはじめ自由奔放なまさに「一期一会」簡単に言えば「出会いの妙」様々なラーメンを世に問うてきた。
空腹故、チャーハンはセットメニュウではなく単品でお願いした。
濃厚すぎる豚骨スープ。無鉄砲インスパイアという言葉は口にできなかった。様相が全く違うからだ。しかしスープはどうだ。「ナメラカ」である。頭の中を「サンブンノイチチョイコテカタネギオナメラカ」という呪文が駆け巡る。発端はムテのお土産をいただいて自分がこれを作ったらどうのようになるかだったそうだ。おぉ、無鉄砲スープ萬福仕様であった。こんなことが起こりえるのだ。
途中でラー油を追加して味変。これを太麺でも食ってみたい。
