黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

Desperado@北区表町

4月にあった「春のパン(ク)祭り」の続編的企画。個人的にはパンクの流行時すでに30歳を超えており、新しい波として認識するものの聴いてもついて行けず異教徒に接するような感覚でスルーしていた。数年前「からから」のかっぱ氏と出会うことによって認識が変わってきた。パンク自体も30年経って攻撃性や暴力性は薄れポップ感が増しているようだ。ふりかえってみるに「村八分」もパンク性を持ったバンドだった。1971年日比谷野音、東京での初コンサートでの第一声が「うるさい!」そしてとげとげしいサウンドとおどろおどろしい歌詞にぶっとんだ。一発でファンになったね。チャー坊は化粧をしていてジーパンに派手なユカタのようなものを羽織っていたように思う。ちかくの女性からは「気持ち悪い」という声が上がっていたが、それがふつうの見方だったろう。。初めから前衛的でユニセックスだったんだな。後に東京都体育館で見たのが最後だったけど。このときはチャー坊と冨士夫さん二人でアコースティック・バージョン。後ろをカントがぶらぶら歩くというステージだった。

ネットストーカーズ。若さ爆発なステージ。爆音で唄が聞き取れないのが惜しい。声も楽器のひとつなので何もかも聞き取れる必要はないがキーワードははっきりした方が伝わりやすい。

からから。毎回パワー全開である。

ナカハラヒサロオ&ヒズバンド。広島のバンド。達者な腕前を披露。

Neo Fantasthic。すぐれたエンターテイメントみせてくれた。タイトルはわからないがぐいぐいと引きつけるステージングに感動した。
もう僕の中にはパンクというこだわりはなくなりつつある。あるのはグッド・ミュージックかどうかということだけだ。