ひとり鍋に惹かれるものがあって、東京時代一人しゃぶしゃぶや一人すき焼きの店によく行っていた。銀座コアビル地下の「しゃぶせん」には1970年代狂ったように通ってたなぁ。3500円もしたけど付け合わせのアスパラ豆腐が美味くて、僕にとって「銀座行きますか」は「しゃぶせん行きますか」だったわ。金がないときには裏通りに一人すき焼きの店があって一口コンロに100円玉投入器が付いていてコインの数だけガスが出る仕組みになっている。肉代と合わせて1000円ちょっとですき焼きが食えて重宝した。
一人鍋を求めて成田家へ。なぜか頭の中で一人鍋がすき焼きに変換されている事には気がついてなかった。
「すき焼きある?」「ない」と即答。気持ちが鍋から離れていつものワンパターンオーダーに。よく見たら鴨鍋とか牡蠣鍋とかあったな。
湯豆腐と酒、とり酢も。
焼き鳥。
カキフライ。これ最高に美味い
砂肝。
卵焼き
鉄火巻き。〆はこれだわ。
いつもと同じでも満足度は高い。結局冒険できないタイプなんじゃなぁ。