黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

スペインバル・パタータ@北区野田屋町

パタータとはジャガイモのこと。バルは軽食を提供する喫茶もしくは飲食店を指すらしい。スペインでは夕食が9時過ぎと遅いらしく仕事終わりの空腹を癒やすために軽く呑んだり食べたりする休憩所みたいな感じ。なのでタパス(突き出し、小皿料理)、ピンチョス(楊枝に指した一口サイズのパンに料理がのったつまみ)が主である。日本で言えば立ち呑みとか角打ちみたいなものか。本格的な夕食はリストランテに行くらしい。
スペイン料理は30年前に東京で連れて行ったもらって以来だ。実はどれも口に合わなかったのでいままで近づかないようにしていた。アントニオ・ガウディは好きなんだが。

13年3月オープンなので一周年を迎えたことになる。

カウンタ5,6席ほどとテーブルが4卓くらい。ほぼ予約で埋まっている。かろうじてカウンタに席が取れた。

ビールとポテサラで一息つく。ベーコンチップとオイルでチョット複雑な味になっている。

小エビのアヒージョ。香りがいいねぇ。

パンにポテサラと一緒にのせていただくとヨウゴザンス。

オイルを温めてチャポンと浸していただくが、個人的にはバーニャカウダー自体どこがいいのかわからない。

牛窓産マッシュルームの生ハム詰め。やはり生ハムは生で食うのが一番。アヒージョとの違いがわからなかった。

豚肉のグリル。厚切りで焼き加減がすばらしく、ワサビがいい仕事してます。

朝日米と季節の野菜のパエリア。
パエリアはバイキング形式のパーティーで食った事があるがピラフとの違いがわからなかった位の認識しかなく、ここのパエリアが本式なのかどうかはわからないが、米の硬い感じが好みではない。野菜にしみ込んだ味はすごく美味しかったので、朝日米の良さが引き出せればいいね。
お手頃なお値段で総体的に美味しいのでまた行こう。