黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

日帰りバス旅行

旅行会社のバスツアーは年に何度か行く。謳い文句が面白いのでつい乗ってしまう。「150万本のひまわりが咲き乱れる」とか「フルーツ10種食べ放題、丹波牛陶板焼き、ソーメン食べ放題」「天空の城東洋のマチュピチュ竹田城」「フルーツなど10品お土産付き」で9980円也。丹波牛は食べ放題じゃないの、間違えそうじゃけど。

この日は同コース5台バスがでるという。約200人が参加しているようだ。15回の日程が有るから少なくとも2000人は申し込むな。なるほど1企画2000万円の売り上げが見込めれば・・・。

ひまわりは20万本だった。季節の間いくつかの畑で順番に咲かしていつも見頃にしている。合計で150万本かぁ。

陶板焼きは食べ放題じゃなかった。

アワビがうまかった。

ランチの様子。手前が食べ放題のフルーツ。結局たくさん食べられるもんじゃないね。一回おかわりをしたけど。

独鈷の滝(どっこのたき)。どっこにあるかといえば丹波市は岩瀧寺。マイナスイオンが涼しくて気持ちいい。

四国霊場巡り八十八カ所がまとめられている。本尊だと説明されたがよくわからん。正面奥には弘法大師様が立っている。


竹田城の入口。ここから600mほど山道を登って、やっと城の下そこから石垣の上を巡ってまた600m下り駐車場へ帰るコース。ここで売っている地元産の水(ペットボトル)は半分凍らせてあり水分補給にも体を冷やすにも便利。しかも100円で美味しい。

600m歩いて最後の休憩所。ここからは狭く急なので一方通行で登っていく、バスの中で重々説明されたがこの先は引き返せないので体力に自信がない人は下のレストハウスで待機しておくれと。高齢者幾人かが残ったようだ。あらかじめパンフにその旨記載しておくべきだと思う。

でもここまでくれば行かねばならん。

毎年転落事故があるので数年前に柵が設置された。ないと危ないわな。景色はすばらしい。

北側からみた南の城壁。さしずめ南ウイングだね。三方へ伸びた形をしていて360度の見晴らしが利く。
竹田城関ヶ原の後東軍に加わって鳥取城を攻め勝ったものの、その際町家まで焼き払ったため家康の怒りを買い城主は即切腹させられ幕府の命令により廃城となった。その後300年以上放置されることになる。
昭和18年ごろ草に覆われた山の中から石垣が発見され室町時代の石積みがそのまま残っていることがわかった。穴太積み(あのうづみ)とよばれ安土城に使われていたものと酷使していた。
史跡に指定された後、平成になって映画やドラマのロケに使われ「天空の城」「日本のマチュピチュ」と呼ばれるようになった。
ここは春か秋の季候のいいときに行くべきだな。日陰もないし2000m位は歩くので汗びっしょりになう。夏は着替えも用意した方がいいね。