講師の小久保ヤス泰延さん(右)と笹井BJ克彦さん。
恥ずかしながら僕は今年になってからお二人のことを知った。
和やかな雰囲気で始まった。
全員が簡単に自己紹介をする。
まず講師のお二人が基本的なリズムをキープする。それを聴きながらノリが合った所で演奏に入る。リズムを取りながら全員の呼吸を合わせるんだね。グルーブが産まれるまで繰り返す。プロなら一発で合わせるんだろうけど、アマチュアのセッションならそうはいかないから延々繰り返す。アイコンタクトをとりながら、どのタイミングで演奏を始めるか、ソロはダレがどの順番でとるか、拍数は等々決めごとも頭に入れてなくちゃいけない。合わせることだけに気をとらわれていると弱い音しか出ない。「強い意志を持って気持ちを前に出す」「テンポは明確に」「アイコンタクトをとる」所々解説指導を交えながら3時間にわたるセッションは緊張の連続だ。何度か繰り返すうちに明らかに音が違ってくるのがわかる。徐々に各自の役割が理解できてきたのだろう、音の強弱、ソロのつなぎ、終わるための合図、曲の構成ができてきている。僕は傍観者だが目の前にひとつの音の塊が見えた気がした。
http://youtu.be/zBpYf3neWs0