黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

松屋 岡山駅前店@岡山市北区本町

松屋 岡山駅前店
期間限定 ビフテキ丼(にんにくごま醤油)並 750円
 ものの本によるとビフテキという言葉は死語に近いらしい。ビーフ・ステーキの略ということも若い世代には通じないようだ。僕らの世代は、子供の頃ビフテキに心ときめく響きがあった。
 1960年代後半まで牛肉を喰う方法は、他にすき焼きか肉野菜炒め、ライスカレー(当時はこう呼んでいた)くらいかな。
 しゃぶしゃぶ、焼肉が一般的になるのは、1970年代後半だ。焼肉屋は、ホルモン屋とも呼ばれ戦前からあったが、ファミリーで行ける所ではなかったんよ。

 今回の限定は、アンガス牛の赤身に「にんにくごま醤油ソース」がかかっていて、大根おろしがさっぱり感を出している。付け合わせのピクルスの酸味が、いい口直しになっているわ。

アンガス牛は脂っぽさが少ない肉質なので、赤身は柔らかく美味い。松屋のもそうだが、難をいえば筋切りをしっかりしてもらいたかった。「お!柔らか!」と思っても最後に筋が残る。僕は誤嚥しやすいので、うかつに飲み込もうとすると気道を塞いで命取りになるんよ。なのでしっかり、これでもかというほど噛む。
サラダを付けても850円は、とってもお得。 7月14日から香味ジャポネソースに替わるようです。