黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

 丸天@駅前町

御店主 石川文治さん、12月11日に亡くなられました。享年72歳

 
 
 
創業は昭和32年。線路脇の屋台から初めて新幹線工事に伴い現在地に移転。最後まで太麺を使い続けた。薄い醤油味でさっぱりとした後口。昭和45年高校生だった私は山陽本線を挟んだ反対側に住んでいて自転車用地下道で直通の好位置だった。深夜抜け出しては丸天集合だったなぁ。石川文治さんは二代目。
店は閉店し48年間の歴史を閉じる。
60年代70年代はうまいラーメンだなぁ、と思っていたが1980年以後は(昔からそうだったのかもしれないが)10杯まとめ作り、タレ薄い麺柔いで足が遠のいた。最後に行ったのは2002年読売ライフの取材時とその後一回きりであった。