ラーメン６５０円
１月１２日オープン。濱家といえば岡山ではＲＳＫのアナウンサー。家系の本家本元を知らないので独立なのかチェーンなのか今はわからない。よく似た名前では、神戸に「味濱家（みはまや）」・横浜に「はま家」がある。ＲＳＫのアナウンサーは間違いなく関係ない。店内はカウンタのみ１５、６席か。空間をとってあり広々としている。オープンキッチンの厨房では大柄な男達が揃いの作業着でスープの番をしている。大寸胴は常にかき回され小鍋で灰汁を取ったり脂を抜いたり細かな作業が続く。洗い場は厨房とは仕切られていて清潔感がある。カウンタは高く椅子に腰掛けるというより登る感じ、これは僕だけかも。
麺、油、味が三段階で選べる。今回は全部「ふつう」で注文。太麺だけに提供されるのに若干時間がかかる。出来上がったラーメンは「お熱いので」と言ってフロアへ出てきた係がおろしてくれる。なみなみスープで丼も熱いのでこれはありがたいサービスである。
薄く表面を覆ったチー油が湯気を閉じこめている。具は家系の基本形であるビックサイズの海苔、ホウレン草、チャーシュウ。しわいタイプチャーシュウには燻製臭がするがさだかではない。
食べやすい太麺ストレートである。存在感というか太さを感じさせないのはなぜ？二郎系の麺より岡山人向けかな。
濃厚で滑らかなスープは口当たりがよい。ベトベト感がないので酢を追加するとあざやかな爽やか系に変身。
