黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

奥市食堂@中区奥市

焼ラーメン600円

奥市食堂に新メニュウが出来たと聞いて、お花見の帰り寄ってみた。

元気そうだった。焼ラーメンをラ学風に作ってくれとおっしゃる。そこでおぼろげな知識で考えてみる。

tackyさんとトム君で作成。ゆで麺を炒め、肉とキャベツをまぜて醤油ダレで和える。仕上げにラーメンスープをかけて水分を飛ばしてみた。

急なやっつけ仕事にしては意外に食べられたので驚いた。基本的にまずい要素のものは入ってないので当たり前だな。しかしベタつき感、シャープさのなさから商品にはならない。ちゃんぽんめんの出来損ないみたいだ。ソース焼きそばとどう違うのか焼ラーメンとは何かという命題ができたわけだ。例えるならばお好み焼きともんじゃ焼きの違いに似ている気がする。基本的な材料はほぼ同じだができあがりや食べ方はずいぶん違う。個人的にはもんじゃ焼きの何がいいのかわからないのと同様になぜ焼ラーメンなのかわからない。検索するとたくさん画像が出てくる。それぞれ様相が異なることから焼ラーメンに定番がいまだに無いことがわかる。そしてどれも見かけ上も美味そうではない。ソース焼きそばのほうがよっぽど美味いのになぁとおもう。

ありゃ、もうメニュウ入りしてるではないか。とらさん強気だわ。

まだ明るい夕刻ジャズバンドの練習が始まった。僕たちはお花見で余った肉を焼きながら焼酎のボトルをもくもくと空けるのであった。
【焼ラーメンレポート】
1.麺は茹でてそのままではなく、一旦冷水でしめた方がいい。水切りは充分に。
2.醤油ダレは、煮詰めて濃くする。
3.ラードは取り出しておく
4.キャベツとチャーシュウは細長く切って先にラードで炒めタレをからませる。
5.スープの濃さ、分量は試行錯誤中。多いと水っぽくなるし、ないと「ラーメン」とはいえなくなる。
極私的結論
結局焼ラーメンってなんなんだ?博多方面が発祥らしいが、どのようなニーズから作られたのか調べてみよう。それと焼ラーメンのうまさの要素(逆も)を分析しないとね。課題ばかりで結論じゃないね。極私的には、どうでもいい sigh。