黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

回転寿司 がってんすし兵衛@北区表町

岡山はその昔日本一喫茶店の多い町だったそうだ。今では全国的に喫茶店が減って、スタバとかファミレスにとってかわられたようだ。学生時代喫茶店はコーヒーが飲みたくて行く所じゃなかった。個々の喫茶店の特徴は店主やメニュウだけで決められるのではなく、どんな客が寄るかによって決まってきた。麻雀仲間とか野球好きな連中とか、誰かに会いたければどこの茶店に行けばいいかとかそんな棲み分けがあった。また、見知らぬ地でアテがなくてもとりあえず茶店に入って策を練ったり休憩したり、便利なものだった。

茶店が減った今、ぼくにとって回転寿司店はそんな使い方の出来る場所である。必要なら酒も飲めるし、甘味もある。なにより安いのである。一皿120円である。一皿だけでは失礼な気もするので三皿くらいは注文する。それでも360円である。僕の場合映画の待ち時間に使うことが多いので水分系は避けたいしね。そんなわけで表町の回転寿司屋は重宝している。

寿司に酒は欠かせない。それでもしめて740円。僕にとって茶店のケーキセットみたいなもんだね。