黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

スペインバル パタータ@北区野田屋町

7月13日

スペイン語でジャガイモの意味。

イベリコ豚の生ハムの塊がずいぶんやせているw

白ワインをカラフェで。三杯分入ってお得。カラフェは蓋のないガラス容器、要するに水差しの応用だね。すきっとした切れのある味でおいしい。

パタータのグリーンサラダ。

牛窓産マッシュルームの生ハム詰めマドリード風。マドリード風がどんなのか気になった。スペインは昔から民族、文化、宗教が地方によって異なるので食文化も多様らしい。たとえばバスク地方では魚介類が多く、味付けは塩がメインで香辛料はあまり使わないとか、マドリードでは肉と野菜の煮込みとか揚げ料理が独特らしい。
マッシュルームが油を吸ってハムのカリカリ感と相まって美味しい食感。

パタータ特製 魚介のパエリア。パエリアとはフライパンの意味らしい。ムール貝、アサリ、エビが入って海鮮の香りがいい。米の焚き加減がよくてうまい。
昔東京で喰ったときは米に芯が残っていて往生した。そのときはそれがパエリアの特徴だと言われたが、そんなことはなくちゃんと火の通ったのが良とされていると後日わかった。もちろん柔らかすぎるのも不可けどね。汁気が少し残ったくらいがいいかもね。