黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

麺屋匠 @岡山駅サンステ2階&麺処ピリ虎(ピリコ)@北区天神町

麺屋匠 @岡山駅サンステ2階
たくみラーメン820円  焼酎麦ロック432円

 岡山駅新幹線中央改札口から一直線。岡山のラーメンの顔として7年、県外からのお客様の評価もリピート率も高い。この日も隣に座った県外からの二人組は毎回ここでラーメンを食ってから仕事に向かうようだ。

 麺は中細で、スープは和風出汁を加えた豚骨しょうゆWスープ。和風出汁の風味が強いが、まろやかでトータルバランス最高なスープです。具材はチャーシュー・メンマ・あじ玉・白ネギ・ネギ。メンマは極太でしっかりした歯ごたえ、チャーシューは厚めで柔らかくてとても美味しい。麺は佐々木製麺。
 【1月22日kbs放映予定ヒルペコ取材用原稿】
  2003年5月大雲寺の交差点に開店され、当初から美味しいと評判のお店で、おかやまラーメン博にも何度も出店し毎回上位の売り上げを記録しました。
 トンコツ系のスープと鶏ガラ系のスープの二種類のラーメンがあって、時に塩ラーメンや味噌ラーメン、つけ麺を限定で出されていました。特にトロトロのチャーシュウは当時の最先端でした。またメンマも極太でしっかりした歯触りのなかに優しい口当たりが特徴で、これらは今でも引き継がれていると思います。
 開店から8年後 岡山駅サンステの中が移転先と聞いてびっくりしました。
新幹線の改札口をでてすぐ、岡山の顔ともいえる場所に出店されました。県外の方が最初に目にするであろうラーメン屋です。岡山のラーメンを印象づけるには最高の場所といえます。そしてその役割はしっかりと果たされています。
 黒と白を基調とした店内はモダンでオシャレです。席はカウンターのみ20席。観光客ならずとも「え!ラーメン屋?」と声が上がるくらいです。接客がよくて列んでいても比較的スムースに進みます。提供されるのも早いです。
 そして移転後変わったのはメニュウが豊富になったことです。デミカツ丼、唐揚げ、チャーシュウ丼、餃子などサイドメニュウが充実し、かつての限定メニュウがレギュラーメニュウになっています。ハーフサイズのセットメニュウもできて、やはりエキナカということで多くのニーズに応える必要があったのでしょう。また英語表記のメニュウも用意されています。

麺処ピリ虎(ピリコ)@北区天神町
担々麺(並)900円

 12月18日「ぐり虎」の2号店として開店。「別コンセプトの店」ということで激辛担々麺がある。(他に醤油ラーメンと塩ラーメン)
 胡麻を使わない勝浦担々麺(千葉県)からの発想らしい。
 
食券を渡すときに「普通の辛さとさらに辛いの」を尋ねられたが「ふつう」を選択。
 スープを一口飲んでみると、注意書きにあるように相当辛い。だが、麺をレンゲに取りながら少しずつ口に入れると、意外に抵抗なく飲み込める。

食べ方解説。

タマネギなどネギ類がたくさん使われているせいか甘さも感じるので食べやすい。
 
真空低温調理のチャーシュウ。
麺がなくなるとスープを御飯にかけてリゾット風にしてみる。特製えび唐辛子を添加するとより深い味に変化する。
 大汗をかきながらも食べ終えた。大きめのタオル地のハンカチを持っててよかったわ。