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冨士麺十二麺体の塩ラーメン

冨士麺十二麺体の塩ラーメン
 今年5月に冨士麺ズ工房の代表取締役に就任した波夛さんの新作中華麺「十二麺体の塩ラーメン」を送っていただいた。

 この麺は断面が十字ドライバー様で表面積が多い構造になっている。周辺部と中心部では厚みが違うので異なった食感が楽しめる、とのこと。

 茹で時間の指定は1分30秒~2分30秒。茹でるのは難しい。表層が柔らかいので平ざるで捉えにくく若干時間をとったな。
 波夛さんの言われるキーワード「不均質」、一本の麺で中央部は歯ごたえがあり周辺部は口当たりのよい柔らかさを味わえる。まさに、柔らかい麺の醍醐味も感じることが出来る。

 製作キットには、チャーシュウとメンマが付属している(写真は二人前)。チャーシュウはやや燻製っぽく薫り高い。メンマは太めだが柔らかい。

 あっさりした塩ラーメンのスープは柚子風味で清涼感がある。

 二杯目は、手際が慣れて手早く出来た。少しは波夛さんの意図した仕上がりになってれば良いな。

十二麺体の切刃はどんなんだろう。製麺機は円筒形の切刃を回転させて麺体を切る。刃の幅によって細麺・太麺が決まる。二本のスリット入れるのは想像が付くが四本はわからないね。
 波夛さん、おめでとうございます。これからも夢のある麺を作ってください。