黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

まりお流@奈良尼ヶ辻

貝と豚のダブルスープらーめん 1050円

2年ぶりかな。今年は望麺会に参加できないのでこの機会に何とか訪れたいと思いタクシーを飛ばした。開店準備中でしたがすでにお客さんが中で待ってました。

ビールで涼を取りながら厨房を眺めてますと、マリオさんは相変わらず精力的に動かれてます。隣の席からは御簾ごしに「来週・・望麺会・・」という声も漏れて来ましたが、どなたかはわかりませんでした。

まりお流三兄弟と名付けられたシリーズの三男(貝と豚のダブルスープ 濃度3)は、いままで”まりお”で喰った中では最高によかったです。香り、濃度、粘度、太麺これらのバランスがよく、まりお的ワイルドさも活かされていて気に入りました。

これは同シリーズの長男(桜島 濃度7)。「カツオが香る」とあります。中央の茶色い山が桜島を模した魚粉ですね。周囲には背脂が一面です。魚粉後のせは昨今の流行りとはいえ、この量は反則に近い。さすが”まりお流”と言えなくはないが、背脂との食感の違いはいかんともしがたい。こっちは残した。