黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

あたらし屋@北区表町

金子な夜・金子マリ北京一ライブ

かつてスモーキーメディスン、バックスバニーで活躍していた頃見たことがあるが、ソロになってからは始めて、したがって35年ぶりになる。

北京一さんには昔コンサートに出演してもらったことがある。1975年12月九段会館で、ソーバッドレビュー、バンブー、しーちゃんBr.バンド。誰がどのバンドだったか忘れたが塩次伸二、井上茂、大村憲司小原礼、村上ポンタ、そしてアメリカから帰国した山岸潤史らがいた。残念ながらコンサートは直前にあった国鉄ストライキ(今のJRが約10日間運休し社会生活が止まった)により宣伝活動が不十分なまま開催されたので定員900人のところ200人くらいしか入らなかった。後にニューミュージックマガジンのコンサート評で「主催者の姿勢を問う」と書かれてかなりへこんだ。
明けて1976年1月ほぼ同じメンバーで新宿厚生年金会館コンサートがあった。これが超満員で関西ソウル大ブレイクの始まり。悔しかったなぁ。わずか3週間でこんなに違うのか。ただ自分の視点が間違えてなかったことだけが救いだったな。
 そんなことを思い出しながら感慨深く観た。終わってから北京一さんと当時のことを話したら、僕のコンサートのことは覚えていなかったが厚生年金は記憶されていた。「そんなこともあったんやなぁ。そんで まだ やってらっしゃるんの」ギャフン。