黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ぷらぽデカスクール@旧国立病院跡地きらめきプラザ

ぷらぽとはプライベートポリスの略で、元刑事だった石邨(いしむら)さんがイザというときに役立つ防犯対策や被害者にならないための用心、万が一被害者になったときにはどうしたらよいか等々を元刑事ならではの視点で教えてくれる講座である。受講は無料で質問や相談も受け付けてくれる。

すでに3回目を迎えていて今回は、車のナンバープレートの重要性から話された。事故や犯罪にあって(もしくは目撃して)相手が車で逃走した場合、ナンバーや車種、色など覚えておけばいいものはたくさんあるが、全部覚えきられるものではない。車種と色は見た目で記憶しやすいがナンバーはあれこれ難しい。「例33 せ 1*34」などを正確に覚えるのは大変だ。まして被害に遭って動転していればなおのことだ。ポイントは4連番号と呼ばれる「1*34」だけでもじゅうぶん捜査の役に立つそうだ。覚え方のコツは筆記用具を探す必要は無い。携帯に打ち込んでもいいし、車のボディーやガラスに指でなぞっておけば鑑識係が読み取ってくれる。
また空き巣被害にあわないためにはどうしたらいいか。明かりの点いた家と点いてない家では、暗い方が仕事がしやすい。犬がいる。防犯シールが貼ってある。などちょっとした用心でノミネートから外される。犯人は必ず下見をする。
もしも抱きつかれたり触られたりしたら、その服はそのままビニール袋に入れておく犯人の髪の毛や服の繊維が必ず付いているそうだ。これを微物(びぶつ)といい、結構決め手になるらしい。被害に遭って不愉快なので早く始末したいだろうけど出来るだけ触れない方がいい。
最近では指紋から犯人を割り出せることは少ないらしい。足跡が一番とのこと。空き巣に遭って犯人と思われる足跡を見つけたら、雑巾で拭き取ってはいけない。身近にあるのもでは洗面器を被せて保存しておく、匂いも残って警察犬が使えるし靴の特定も出来る。犯人にとって履き慣れてるのが安心だし験を担ぐため、靴は替えないらしい。
まぁ、こんな話がいろいろな実際にあった事例を交えてわかりやすく解説してくれる。
日程 5月7日(水)、13日(火)、20日(火)、27日(火)
時間  19時から20時30分
場所 岡山市北区南方2−13−1(国立病院跡地)
   きらめきプラザ2階
   無料駐車場あり
受講料 無料
申し込み  石邨(いしむら)090−3052−6876
       wildandmild@softbank.ne.jp