黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ROLLYさんとあがた森魚さん


 2枚のベスト盤的CDを購入。ローリー寺西(今はそう呼ばないのかな)の「70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその影と光」とあがた森魚「20世紀漂流記 あがた森魚ベスト」である。
 先日来岡されたネオファンタスティックのハリケインさんから紹介されたのが、ローリーさんの日本のロック・トリビュート・アルバムである。カバーされた楽曲は外道、フラワートラベリンバンド、サディスティク・ミカ・バンド、フライドエッグ、はっぴぃえんど、四人囃子モップスあんぜんバンド沢田研二とくれば聴かない手はないね。こんどROLLY&ネオファンでツアーをやるらしい。
 バックを努める永井ルイを知らなかった。ROLLYの唄とギター、松本淳Dr.以外の楽器をほとんど彼がやっている。エンジニアもやっているので相当達者な人物だろう。
 あがたさんのCDを買うのは実は初めて。デビュウ当時から知っているがファンではなかった。あがたさんの楽曲は架空楽団はスプリングカムカムを通じてだけ聴いていた。来岡ごとにビデオ撮影するが感動には至らなかった。しかし2006年禁酒会館「空飛ぶ理科教室」ライブでいいなぁと思うった。デビュウから四半世紀経ってからだ。
 このCDは1972年から1999年までのベストアルバムである。永い間の空白を埋めるにはちょうどいかな。ライナーがすばらしい。あがたさんの周囲の人たち、はちみつぱいはっぴいえんど矢野顕子などの温かい言葉が添えられている。