黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

映画ボヘミアンラプソティ@シネマタウン岡南

映画ボヘミアンラプソティ@シネマタウン岡南

待ちに待った映画だった。ブライアン・メイとロジャー・テーラーが企画段階から加わって、けっしてフレディの尊厳やクイーンの名誉を貶めないように細部にわたって気を配っていたらしい。えてして過度に英雄視したり逆に暴露的になりがちだが、葛藤や迷走、衝突、和解を素直に描くことで、優れた才能と人間的な魅力が一層引き立つ。
フレディの特異な上顎は過剰歯のせいで、そのために口の中が大きいという台詞、それであの声がと納得したわ。役者はたぶん特殊な義歯をいてたんだろうね。
またレコーディング風景が随所にあって裏話がたくさんでてる。初期のアルバムには「no synthesizer」とクレジットされていて当時は信じ難かった。でもそのからくりも納得。
エンディングに(読み間違えでなければ)「ボヘミアン〜のシングルが発売されたのは録音から16年後」とクレジットされるが、こては間違い、ちゃんと1975年にシングル発売されている。 友人が確認したところによると16年後に再発されたということらしい。訂正しました。
優れた映画だわ。もう一度観たい。