黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

一照庵@岡山市北区中山下

一照庵@北区中山下
裏一照庵×好日コラボ1800円3月14日

 一照庵店主の「ぼくのかんがえたシリーズ」第二段は、好日さんの蒼蠅頭(ザンイントウ)、魯肉(ルーロー)と黄身をのせた台湾混ぜそばと台湾胡椒めし,それに鉄観音レモンジュースのセット。

 手の込んだ一式だわ。まずレモンと氷にハチミツが効いたジュースが供され、おもむろに混ぜそばとご飯が配膳される。混ぜそばが濃いのでジュースで中和するためのこと。

 そして混ぜそばは、かき混ぜずに色々な角度から麺に絡めてくださいとのこと。最後にご飯を投入したくださいとのこと。 宮沢賢治の「注文の多い料理屋」みたいだな。

 たしかに混ぜそばは濃い!。タレは一照庵の塩だれと醤油を絡めたもので、八角風味の魯肉には豚肉だけでなく豚皮も入っている。不思議な食感だと思った。蒼蠅頭は、好日のお姉さんの説明によると、(蒼=青)いニラを、(蠅=ハエ)の大きさに刻んでピリ辛にした味で台湾ではご飯にかけていただくらしい。 麺は、冨士麺の特注麺。

 途中黄身が崩れるので一つの丼でいくつもの味が楽しめる。

 麺がなくなったら、胡椒をかけたご飯を投入、今度は、すべての味が一体となって攻めてくるわ。ここで鉄観音レモンジュースが効くんだなぁ。

 ジュースの容器は持って帰って好日さんで使えるみたいだ。スタバのタンブラーみたいにね。
 細かい仕掛けがあって美味しかった。いつも食えるわけではないので、いい経験が出来てよかった。