昨夜突然西車さんから「一杯どう?」とお誘いがあったので、しかたなく。というのは今日すでに試作で四杯以上喰っていたので食傷気味だったのだが熱意に負けて。ところが、どうだスープの栓あけたとたんにクラクラと目眩いを感じた。なんという芳しいアロマであろうか。淡い醤油と脂の香りに鼻腔の奥をソーット撫でられるようだ。丁寧に麺線の揃った極細麺が美しい。茹で時間の指定は30秒。再沸騰しなくても30秒であげる。トッピングは煮鶏、煮豚(板状と短冊)、ネギ、彩りと香りに穂紫蘇と橙が心憎い演出である。ここまで完成度の高い自作ラーメンを出されたら参ってしまう。
さて、私の方は具もなくなり、残った鶏スープ4:魚系スープ6で素ラーメンである。もう精も根も尽き果てた。この上に西車さんから必殺の一杯である。
討ち死っ。