黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ランチ おかむら

 肉玉お好み焼き 500円
12時丁度に訪問。相変わらずお客は誰もいない。しかし大ばばと母さんはもくもくと焼いている。「おひさしぶりですねぇ。時間かかりますけど」「えぇよ、今日はお店で喰いたかったから」できあがるはしからお持ち帰り用に包む、続々と取りに来る。店の客は郵便局員と二人だけ。川からの風に吹かれながら30分待った頃「何作りましょ?」「肉玉で」。ふたりの手際を見ているだけで満足した気になる。トータル45分のお好み焼きショー。bukkyさんの言われるように、大ばばは一つ話しかけると私に返答し〒にも同じ事を話しお母さんにも語りついでにお好み焼きにも話しかけるので同じ返事を何度も聞くことになる。「ここは風が抜けて気持ちえぇなぁ」と話しかけた「そうじゃろ、風が抜けるから鉄板の前でも暑つうないんよ」「〒さんはよう知っておられるじゃろ、ここは風が抜けるから暑つうないのなぁ」「あんたは私の横になっとるけど暑うなかろ。ここは風が抜けるから」「お好みもえぇ位に蒸気が飛ぶんよ、風が抜けるからなぁここは」「おばあちゃん、もうわかったから。キャベツ飛んどるよ。風が抜けるから」やはり親子だぁ。