広島風お好み焼き 来風(ライフ)@南区並木町
塩肉玉そば750円 生ビール
冨士麺の波夛さん「麺の問い合わせをいただいたのは、大島さん(店長)からでしたが、「ウチはお好み焼き専用麺ですよ!」と言われたのが印象深い。この業界は、経験値が浅かった僕です。ソースが殆どの味を決めると決め付けていました。未熟者!! 」
確かに僕もお好み焼きはソースだ的感覚でした。具材に気を遣うこともなく、せいぜいソースは「たてソース@倉敷市玉島」がええなくらい。お好み焼は、子供の頃から60年食っているし、年に何回も作るが、生地でキャベツや豚肉などの具材を包み込むように、今風にいえばクレープみたいに作るモノだと思っていた。。個人的には関西風を知ったのは高校生になってからなので、あの作り方には未だに違和感があるw
ここのはダイナミックだ。麺がはみ出ている。そしてじっくり時間をかけて焼く。
最後に玉子を合わせて完成。ソースではない食べ方は、初めてなのでちょっとドキドキするね。
波夛さん曰く「ミネラル豊富な塩が全てを纏め上げて、絶妙に火入れされた野菜は、ちゃんと存在感がある。」なるほど、いつもならソースに埋もれてしまって判然としないのだが、具材のひとつひとつがはっきりと感じられる。
茹で麺器がある。通常は麺にお湯かけてほぐすだけなんだけど、茹でて鉄板でばらす。スケッパ(コテ)の使い方が大胆かつ繊細で、お好み焼きが滑るように鉄板を移動してゆく。さらにちょっとした間で専用のウェイトのあるスケッパで焦げをそぎ落とし、常にきれいな鉄板を保っている。
同行者のソースのお好み焼き。少しいただいたがこれも美味かった。。